T-falティファールの衣類スチーマー、いちばん効果的な使い方、というより “使うタイミング” がわかりました。
これまでは洗濯物が乾いてからスチームがけをしていたんですが、干す前にやったところ楽にシワ伸ばしができたんです。
この使い方、T-falティファール衣類スチーマーをご愛用の皆さんにもきっとお役に立つと思います。
干してからT-falティファール衣類スチーマーを使うのは二度手間?
皆さんはT-falティファール衣類スチーマーをどのタイミングで使ってますか?
ベランダから洗濯物を取り込んだ後とか、あるいは週末にまとめてとか。
どっちにしても、洗濯物が乾いてからだと思います。
ワタクシもずっとそうしていました。
洗濯をされる方ならよくご存知のとおり、いちど乾いた洗濯物のシワは取れにくいんですよね。
アイロンをかけるにしても、スチームか霧吹きで生地を湿らせることが必要です。
せっかく乾いた洗濯物をまた湿らせる。
考えてみたら、ちょっと二度手間な気がしないでもないですなー。
ならばいっそのこと、脱水が終わってすぐにスチームがけしたらどうだろうか。
まだ衣類が濡れた状態ですから、シワもかんたんに伸ばせるのでは。
と思ってこの使い方を試したところ、狙ったとおりの結果となりました!
実際に衣類スチーマーの使い方を検証しました
ということであらためて検証してみました。
今回確認したい点は2つ。
・シワの伸ばしやすさ(乾いた状態よりも楽に伸ばせるか?)
・仕上がりの違い(スチームがけしてから干しても問題ないか?)
まったく同じ衣類を2着ずつ用意して脱水してみます。
それぞれをT-falティファール衣類スチーマーでしわ伸ばしをするんですが、
1着は脱水後にスチームがけ
もう1着は先に干して乾燥してからスチームがけ
という使い方をします。
1)ワイシャツ編
まずは綿100%のシャツから。けっこう着古したものです。
脱水していつもどおりパンパンと叩いてからハンガーにかけました。
濡れたシャツにスチームなど必要なのか、と思われるかもしれませんが、T-falティファール衣類スチーマーはアイロンと違って本体は熱くなりません。
熱が発生するのはスチームだけです。
シャツの方ですが、もともとノンアイロン仕様だったのかな。ひどいシワはにはなっていません。
このうち1着をスチームがけし、もう1着はそのまま干します。
確かに乾いてからスチームがけするよりも、この使い方の方が楽です。
衣類スチーマーを上下に往復させる回数が明らかに減りました。
いつも使ってますからよくわかります。
一見乾いているように見えますが、あくまでも表面のシワが伸びただけのことで、中身(?)は濡れています。
この2着を干して乾燥させます。左がそのまま、右がスチーム後ですね。
(翌朝・・・・・・)
すっかり乾きましたので、今度はもう1着の方にスチームをかけます。
両者を比較してみましょう。どちらも同じ仕上がりです。
先にスチームでシワを伸ばしたからといって、干したらシワが復活したということはありません。
しかし・・・ワタクシの写真の腕じゃ違いが分かりませんね・・・ ^_^;)
※今回の使い方検証はシワの伸ばしやすさを確かめることが目的です。T-falティファール衣類スチーマーはプレスするものではありませんので、ワイシャツなどのキッチリとした仕上がりには向いていないと思います。
2)ユニフォーム編
ポリ混ですからもともとシワは伸ばしやすいんですが、脱水直後ですと、より一層カンタンにできました。
写真左がスチーム済みです。
同様に2着の使い方を比較乾燥しましたが、仕上がりに差はなし。
(証拠写真を撮り忘れました^_^;)
3)BDシャツ編
最後に、1着だけですがコットンBDシャツを。
ノンアイロン加工じゃありませんので、脱水後はシワクチャです。
ハンガーにかけたらさっそくピンと引っ張ってスチームがけします。
やはりこの使い方ですと乾いた状態と違ってシワが簡単に伸ばせました。
(こういうカジュアル系のBDシャツですと、T-falティファール衣類スチーマーだけでもいいんですが、やっぱり襟先などはプレスがほしいところです)
衣類スチーマーだからできるワザ
脱水後のシワ伸ばしは、T-falティファール(に限りませんが)衣類スチーマーだからできる使い方です。
蒸気は上に吹き出るものゆえ、ハンガーにかけた状態での使用を前提としているからですね。
アイロンだとなかなかこうはいきません。
濡れた状態のものをアイロンがけすると、水分を含んだ重みで裾や袖が垂れ下がって、取り回しがけっこう大変なんですよ。
衣類スチーマーでシワが伸びる原理
なぜスチームでシワが伸びるのかというと「ピンと伸ばして乾燥させるから」です。
皆さんは洗濯物を干す前に叩きますか?
ワタクシは叩く派です。
脱水後の洗濯物ってシワクチャですから、ざっと広げてたたんでからパンパン叩きます。
こうするとある程度シワが伸びますから、乾いた時のシワのつき具合が違うんですよね。
これも乾燥する前=柔らかい状態の時に、叩くことで平らにしているからです。
布は水分を含むと柔らかくなり、乾くと固くなります。
温度に関しても同じで、熱くなると柔らかくなり、冷めると固くなります。
スチームアイロンはこの性質を利用したものです。
T-falティファール衣類スチーマーはアイロンではないですが理屈は同じ。
高温スチームの水分&熱を加えて生地を柔らかくし、生地をピンと引っ張った状態で乾燥&冷めることでシワを伸ばすというわけですね。
常温・乾燥・・・・・・・・・・・・シワがついた固い状態
↓
高温・水分あり・・・・・・・・柔らかい状態
↓
常温・乾燥・・・・・・・・・・・・シワが伸びて定着した状態
という流れです。
まとめ:T-falティファール衣類スチーマーの使い方は脱水直後がベスト
同じスチームがけをするのでも、濡れているときの方が楽にシワが伸ばせます。
楽にできるということは、時間も短くすむということ。
しかも、脱水のついでにスチームがけを済ませると一気に片付きます。
干した後の仕上がりにも変わりがないんですから、いいことづくめ。
これはやるしかないですね!
T-falティファール衣類スチーマーをお持ちの皆さん、ぜひこの使い方をお試しください。
(新型も出たみたいですね)
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