年内にやるべきことを整理するための3か月計画表を作りました。
まもなく10月、ということは今年も残りあと3か月!
年末の忙しさに流されて、やりたいことができないまま年を越してしまわないように、この計画表でまずはひと息つきましょう。
【11月4日追記】2か月計画表はこちらから → 「あっという間に11月! 残り2か月でやるべきことを整理しておこう」
年末の焦燥感も3か月計画表で解消
年末が近づくと意味もなく焦ってきたりしませんか?
ワタクシもそうです。
なんでかなあと考えること30秒・・・ 答えが見つかりました。
これはきっと「やるべきこと」と「やならくてもいいこと」を明確にしていないからだ!
「1年間」というサイクルにおいて12月というのはひとつの区切りになります。
(これが仕事ですと年度末の3月ですね)
年末はタイムリミットが近づくようなものですから、忘れていた年初の計画を急に思い出したりします。
後悔の念とともに、あれもこれもとやり残したことが頭に浮かんでくるんですね。
年末のあわただしい中でじっくりと考えられないもんですから、気持ちだけが急かされる・・・・・・
といったところではないでしょうか。
ということは、ここでいったん区切りを入れて、あと3か月でできることをキッチリと整理しておけば、余裕を持って年末を迎えられるに違いない。忙しさは変わらないにしても。
そこで今回は、そろそろ焦燥を感じ出した皆さん(含ワタクシ)のために、年内にやるべきことを仕切り直しするための計画表を作ってみました。
とってもシンプルなフォームの計画表ですが、きっちりと実践すれば工科大、いや、効果大です。
3か月計画表のフォームの構成
この程度のもの、わざわざダウンロードなどしなくともご自分で作成できます。
こんなんでいいならご活用ください。
※ダウンロードはこちらから↓
3ヶ月計画表の使用方法
まあ見てのとおりですが、書き方にはちょっとしたルールがあります。
1)当初の計画を思い出す
今年の初め(または去年の末)に立てた計画は何だったか?
思い出すことから始めましょう。
もうすっかり忘れてしまった、今となってはどうでもよくなっている、というような場合は、新しい目標を作りましょう。
2)残り3か月でできるかどうか検証する
はたして それが残りあと3か月でできるものなのか、冷静に判断しましょう。
「やりたい」ではなく「できる」かどうかで決めます。
できるのならそれでオッケー、ムリとわかったらいさぎよく変更します。
3)あらためてテーマを決める
それを残り3か月のテーマとして記入します。
4)1か月単位にブレイクダウンする
あとは年末まで目標に向かってGO!・・・ではありません。
着実に進捗を積み重ねていくには計画のブレイクダウン(細分化)が必要です。
10月、11月、12月と3分割し、それぞれの期間で中目標を決めます。
5)さらに週間単位でブレイクダウンする
こんどは1週間単位の小目標に落とし込みます。
(月によって週の数は異なりますが、フォームでは便宜上4週にしています)
このレベルまで来ると、目標というよりは作業項目になっているでしょう。
あとはこれらをひとつずつ着実にこなしていけば、年末には自動的に目標が達成できるというわけです。
各行の□はチェックボックスとしてお使いください。
これで完成。
どうです? できそうな気がしてきたでしょう。
6)より確実を期すためにはToDoリストに
1週間ごとの作業を確実につぶしていくためには、その週にやることだけにフォーカスを当てればオッケーです。
□の作業項目を別紙に書き出せば、チェックリストを兼ねたToDoリストの完成です。
【11月3日追記】To Doリストも作りました → はがきサイズのTo Doリストを作ってみました(ダウンロード可能)
3か月計画表使用上の注意
シンプルなフォームですが、記入する内容次第で効果が半減してしまいます。
1)3か月でできることだけに絞る
これ、大原則です。
どうせ残された時間は3か月しかありません。
できないことを書いたって仕方ないです。
「できたらいいな」ではダメ。「やること」「できること」に限りましょう。
さもないと結局はどれも中途半端に終わってしまいます。
そりゃあ全部できるに越したことはないですが、そんな人は最初からこんなフォームは必要ないですもんね。
PDCA(Plan~Do~See~Action)のサイクルで都度見直しをするのもよいですが、年末になっても未完作業がいっぱいあるとモチベーションも低下しちゃいます。
「やらなくてはならない」よりも「これならできる」をベースに考えましょう。
2)ほどほどに余裕を持たせる
これからの3か月は、ただの3か月ではありません。年末の3か月です。
ただでさえ忙しくなる時期、予定外の用事やイベントが入ったりもします。
ですから、ガチガチのスケジュールを組んではイケマセン。
少々の割り込みは吸収できるように、余裕を持たせておくことがコツです。
3)抽象的な表現はしない
行動内容は具体的な表現にしましょう。
「具体的」とは「客観的」ということでもあります。
つまり、いつだれが見ても達成度が同じであるということです。
〇 よい例 ~の長所・短所を3つずつリストする
✕ わるい例 ~について調べる
4)進捗チェックは別にする
この計画表は目標達成のためのスケジュールと、必要な作業のリスト化を目的としたものです。
進捗チェックも兼用できなくもないですが、ここでリストした項目をもとに進捗管理表を作ることをおすすめします。
上に述べたToDoリストもそのうちのひとつですね。
(To Doリストは こちら からどうぞ)
計画表に整理するだけでも安心できる
どうでしょうか?
計画表に整理できただけでもなんだかスッキリしませんか?
今さら過ぎ去った9か月間を悔いてもしかたありません。
けれど、「今年ももう終わりだから」と投げ出してしまうのは もっといけません。
年末をどのように過ごそうが2019年はやってきます。
今の時点で
「ああもう10月か。せめてあと3か月だけでも何かやっとこう」
というのと
「ああもう10月か。今年はもういいや」
というのでは、だんぜん前者の方が良いではないですか。
3か月なら3か月なりにできることはたくさんあるはずです。
それを見つけ出して年末3か月計画表に記入してプランを立てるのです。
そうすれば、きっと清々しい気分で新しい年を迎えることができるでしょう。
って、実は今回の記事は、すべてワタクシ自身に向けて書いた叱咤激励だったということは内緒でございます。
「あきらめるな、まだ3か月もある!まずは計画表を作ってみよう!」