【実体験レポート】恐怖!毛虫皮膚炎・その発症から完治まで

生まれて初めて毛虫皮膚炎になりました。
身体中がかゆくなり、そのうえ長く続くもんですから、それはそれは苦しめられました。
今回は毛虫皮膚炎の症状と対処法(実はあまりない)についてお伝えしましょう。

閲覧注意の写真もありますのでご注意ください!(毛虫の写真はありません)
(絵は「いらすとや」さんのカワイイ毛虫)


チャビックスです。大変ごぶさたしております。

実は「毛虫皮膚炎」なるものにかかってしまい、文字どおり心身共に衰弱しておりました。
別に床に伏せっていたわけではないのですが、全身のかゆみからくるダメージで気力もなえていたんですよ。
本ブログもかろうじて体重グラフの更新だけはやっておいたという有り様でした。
(別名「なまけグセ」ともいいますな ^^;)

ではこの間のことをできるだけ詳しくお伝えしましょう。
とにかく毛虫皮膚炎、メチャメチャかゆいです。

【第1日目】最初の症状

今年の6月の初めのころ。

勤め先には資材置き場のようなところがありまして、多目的スペースとでもいいましょうか、廃材なども置いたりしています。

ワタクシ、昼休みは20分ほどのパワーナップをとることを習慣にしているんですが、この日は片づけの応援に狩り出されました。
まあその分休憩時間をズラせばいいやということで、野ざらしになったままの木製パレットを10枚ほど、2人がかりでトラックに積み込んだわけです。

これ自体はなんてことなく終了、休憩の続きで仮眠をとりました。

Z Z Z Z Z ・・・・・

 

さて、昼休みも終わり事務所に戻ってデスクワークをしていると、左腕の前腕部(手首と肘の間ですな)がかゆくなってきました。1時間後くらいだったでしょうか。

見たところ蚊に食われたようではありません。
かいたところがポツポツと赤くなっています。

チャビックス、ピンときました。
「さっきのパレット作業で虫にやられたな?」

とはいえ、この時点では並程度(?)のかゆみでしたので、あまり気にせずにいました。
そのうち治まるだろう、というやつですな。

【3日後】がまんできず病院へ

それから1日、2日、かゆみは治まるどころか、むしろ激しくなっていきました。

3日目には、左腕は血はにじむわ皮膚はただれるわでトンデモナイことになっています。
寝ているうちに無意識にかいてたんですね。(写真は自粛してピークを過ぎたころのものです)

しかも、最初は左腕のごく一部分だけだったのが、右腕もかゆくなったかと思うと、続いてお腹や首筋まで。
まさに「転移」といった感じです。

しかもこのかゆみは四六時続くんです。

さすがにこれはたまらんと思い、朝一番で皮膚科に行きました。

原因は毛虫

専門医の先生に診ていただいたところ、 原因は「毛虫」。毛虫皮膚炎です。

両腕に広がった赤いポツポツを見て、ほとんど即答といった感じでした。
もっと毒々しい虫にやられたんだろうと思っていただけに、正直なところちょっと拍子抜けしましたね。(マダニでなくてよかった)

けどチャビックス、腑に落ちません。毛虫に触れた覚えがないからです。

ところが! なんと毛虫というのは、身の危険を感じると針を飛ばすらしいんです

つまり、毛虫に接触せずとも毛虫の毒にやられてしまうという。
知りませんでした。

めちゃくちゃ細い針ですから、刺されても気づかないんですね。
そういう意味では蚊よりもタチが悪いと申せましょう。

毛虫おそるべし!

 

ともかく原因が分かりました。

今後のケアとしては、
・患部は清潔に保つ(石鹸洗いオッケー)
・かゆくてもガマンする
・シャワーなど熱いお湯はダメ
ということで、飲み薬と塗り薬を処方されました。

原因が分かってひと安心のワタクシは、もうしばらくの辛抱でこのかゆみから解放される・・・・・・と勝手に喜んでいました。
これからがいよいよ本番になるというのも知らずに。
先生の「毛虫皮膚炎は治るまで時間がかかりますよ」という言葉の意味を分かってなかったんですね。

そう、ここまではほんの序章にしか過ぎなかったのである。

毛虫皮膚炎のかゆみは全身に広がる

さっそくその日から薬を服用したんですが、これが効かないんですよ。
いや、実際は効いているんでしょうが、日に日に増すかゆみの方が薬の効果を上回っています。

その後も両腕のかゆみは治まることなく、脇、お腹、お尻、脚など、全身に広がってきました。
お腹や脇など、ふだん露出していないところはそれだけ皮膚もデリケートなんでしょうか、かいたところが赤くミミズばれになるんですね。
陽に当たらない生っちろい肌が赤くなりますんで、自分で見てても痛々しいくらいです。

ところで、毛虫皮膚炎はどんなかゆみか?

皆さん、蚊に咬まれた経験はありますよね。毛虫皮膚炎の場合は蚊の5~10倍はかゆい。
つまりメチャかゆいとうことです。
しかも蚊は咬まれたその箇所だけですみますが、毛虫は広範囲にわたります。
赤いポツポツが広がって、中には水ぶくれもあったりします。

さすが毛虫「皮膚炎」というだけあります、って感心してるバヤイじゃないです。
毛虫おそるべし!

【9日後】別の病院へ

局面を打開すべく、今度は違う病院に行きました。
地元で長く開業されている皮膚科医さんです。
セカンドオピニオンがほしかったのではなく、もっと強い薬を求めてのこと。

すでに治療中なのに症状は悪化しているというわけで、念入りに診てもらえました。
やはり見立ては「毛虫皮膚炎」。
上半身裸になったところ、かきむしって傷だらけのその惨状に、看護師さんから同情されましたよ (^^;

興味深かった(?)のは、左腕の検査のとき。
ここは最初に毛虫皮膚炎の症状が出たところですが、小さなハサミで患部の皮膚をチョキチョキされました。
といっても実際に皮膚をカットするわけじゃなく、ハサミの先端で荒れた皮膚の表面をつまみ取るような感じです。
何をしているのかというと、毛虫の針の採取です。
もちろん肉眼では見えないため顕微鏡を使うわけですが、結果はシロ。

とはいっても、毛虫が原因であることにはほぼ間違いなく、日数が経っているのでさすがに針も洗い流されたんだろうということです。

さて、期待した処方薬ですが、1件目の薬がすでに結構効き目の強いヤツだったとのことで、同じようなものになりました。
ガッカリ・・・・・・。

【11日後】激しさを増すかゆみ

毛虫皮膚炎にかかってからすでに11日。

なおもかゆみは治まらず、むしろ激しさを増してきて、ついには頭皮にまで広がってきました。
頭ってかゆくても人前ではかけないんですよねー。
いや、身体のどこでもそうか。

不思議なのは耳たぶ、というか耳全体もかゆくなったこと。
腕やお腹などと違って、赤いポツポツは出ない代わりに、耳全体が熱を持っているんですよ。
それも右側の耳だけ。
手でつまむと耳の厚みが違いまして、鏡で確認したところ、明らかに右耳のほうが一回りくらい大きくなってました!
(写真撮っとけばよかった)

すでに汗ばむ時期になっていましたが、熱いシャワーを浴びてスッキリなんて望めません。
水に近いぬるま湯でがまんです。

お湯がかかるとどうなるかというと、何と表現しましょうか、シャワーで患部をかくような感じで、ものすごく気持ちいいんですよ。その間だけは。
今までかくのを我慢してたところが、急に血行が良くなるようなイメージでしょうかね。
ですが気持ちいいのはその時だけ。
そのあとはヒリヒリ感が続いてつらい思いをします。

【12日後】3つ目の病院

全身かゆさに苦しみながらも仕事はしなくちゃなりません。

なんと、取引先に毛虫皮膚炎の経験者がいました。
数年前のことだそうで、やはり激しいかゆみに悩まされたものの、病院で注射を打ってもらったら一発で治ったというじゃありませんか!
これは朗報とばかり、その病院を教えてもらおうとしたところ・・・・・・数年前に廃院。ガックリ。

注射効果に期待して「3度目の正直」ではないですが、これで最後にしようと3つ目の病院に行きました。

今度は総合病院です。
紹介状もないので余計にお金がかかりましたが仕方ない。

ここでも服を脱いで念入りに診てもらいました。
ワタクシの毛虫皮膚炎の症状はひどい方だといわれましたが、治療法は先の2つと変わらず、飲み薬と塗り薬です。

注射の件を聞いてみたところ、先生の知る限りでは毛虫皮膚炎治療に注射などないとのこと。
ふたたびガックリ。

もう病院はいいです。長期戦を覚悟してやっていきます・・・・・・。

【20日後】四六時中、身体のどこかがかゆい

かゆい → かく → さらにかゆくなる → かく → 血が出る → ヒリヒリする・・・
身体中のいたるところでこの繰り返しです。
これこそが毛虫皮膚炎の醍醐味でありましょう。

シャワーを浴びる時など、脱いだ下着に血が付いてるんですよ。
かゆいのと痛いのとで、ピーク時などは気が狂いそうになりました。

何よりつらいのは、しっかりと睡眠がとれないこと。
夜中にかゆみで目が覚めることも多々あり、必然的に眠りが浅くなります。
ワタクシはショートスリーパー志向なんですが、短時間睡眠と眠りが浅いのはまったく別なんですね。

日ごとに疲れがたまる一方で、完全に体調を崩しましたわ。

【45日後】ようやく治まってきた

薬の効果なのか、毛虫毒の効果が弱まってきたのか、たぶんその両方なんでしょうが、ようやく楽になったなと実感できたのが、最初に発症してから実に1か月半後のこと。
ホント長かったです。
これで熱いシャワーもオッケー。

毛虫皮膚炎の処方薬(特効薬などない)

違う効果を求めて3つの病院に行ったわけですが、結局のところ処方された薬はどれも基本的に同じでした。

(病院1)飲み薬:フェキソフェナジン(ジェネリック) 塗り薬:サレックス軟膏
(病院2)飲み薬:フェキソフェナジン(ジェネリック) 塗り薬:デルモベートクリーム
(病院3)飲み薬:フェキソフェナジン(ジェネリック) 塗り薬:マイアロンクリーム

飲み薬はどれも同じ。
塗り薬については、あまりの激しさゆえに個々の効果の違いなど判らず、ほとんど気休めで使ったという感じです。
後半はめんどくさくなって使わなくなりました。
実際のところ、毛虫皮膚炎は全身に広がりますので、患部すべてに塗ろうとすると、すぐになくなってしまいますしね。

毛虫皮膚炎の予防法

ごく当たり前のことですが、毛虫には近づかない。
これしかありません。
虫よけスプレーは意味が違うでしょうからね。

けどワタクシがそうだったように、毛虫の存在に気づかないこともあるわけです。
したがいまして、
「毛虫の”いそうなところ”には近づかない」
ということになります。

庭作業や仕事などでそうも言ってられないこともあるでしょうから、ヤバそうに思える場所では長袖を着るというのも有効でしょう。

毛虫に刺された時の対処法

毛虫に刺されたときは、
・かかずに水道水で洗い流す。(毛穴に逆らわない方向)
・セロハンテープなどで患部をペタペタして針を取り除く
というのが効果的だそうです。
これも毛虫に刺されたのがわかっている場合のハナシ。

そうでない場合は?
急なかゆみが発生したときにそれまでの行動を振り返ってみましょう。屋外で木や草の近くに行きませんでしたか?

毛虫皮膚炎の場合、患部にポツポツができてると思います。
やはりすぐに病院に行くのがいいでしょうね。

即効性では保冷剤

毛虫皮膚炎は、かけばかくほど悪化します。

ただ、かかないでいるというのが中々ムズカシイ。
特に眠っている間などは無意識にかいてしまいますね。

そんな中でおススメは保冷剤です。
突発的にかゆくなりだすことがよくありましたが、冷たい保冷剤を当てるとウソのようにかゆみが治まりました。
即効性という意味では処方薬よりもよっぽど効きましたね。
これはお医者の先生にも勧められました。

ワタクシが使っていたのは、ごく普通の保冷材で、何かの通販に同梱されていたものです。
皮膚に当てますので、冷凍ではなく冷蔵状態の方がよいでしょう。
冷蔵でもじゅうぶん効きます。固まっていないから患部にピッタリ当てることができます。
(すぐにぬるくなっちゃいますけどね)

ともかく、できるだけかかないようにしましょう。
ワタクシのように、血がにじむほどかいてしまいますと、なかなか消えてくれないんですよ。

夏は毛虫のシーズン

生まれて初めて経験した毛虫皮膚炎ですが、ここまで苦しめられるとは思ってもみませんでした。

たかだか数センチのサイズでこの威力、毛虫おそるべし!

大量発生の時期は6月から8月にかけてとのことで、まさに今がピークではないですかっ!
(ただし毒のある毛虫はごく一部の種類だそうです)

梅雨明けのこれからは薄着で活動するシーズンですが、皆さんはくれぐれもご注意ください。

上に書きましたとおり、毛虫皮膚炎の治療は長期戦です。
薬も即効性はなく、かゆみが長く続きます。

やっとワタクシはこうして記事をお届けできるくらいには復活しましたが、未だにショートスリーパーの生活に復帰できていません。

 

毛虫皮膚炎、メチャクチャかゆいです。
ワタクシはもういやですね。
マジな話、生活が崩れてしまいますのでっ!

おまけ

2か月たった今も、左腕の傷あとは消えていません・・・・・・。

両手の甲のところどころで皮がむけだしました。これも毛虫皮膚炎の後遺症かな?
(2~3日で治まりました)

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