シンプルな2019年日めくりカレンダーがどこにも売っていないので自分で作りました。
シンプルな日めくりカレンダーがほしい
カレンダーの中でも日めくりカレンダーはマイナーな存在ですが、それでも結構な種類が発売されています。
ですがほとんどは日本のカレンダーばかりで、いろんな装飾や六曜(大安とか仏滅とかのこと)がついていたりします。
ワタクシがほしいのはもっとシンプルなもので、たとえばこういうやつ。↓
アメリカ映画『アンタッチャブル』(1987年)の、はじめの方に出てくるシーンでして、主人公エリオット・ネスの自宅に掛けられているやつです。
じつにスッキリとしたデザインがいいですね。
ワタクシが東京に在住していたころは、日比谷のアメリカン・ファーマシーなんかで売っていたんですけどね。
米国のAmazonを見てみてもそれらしいものがなくて残念。
自作日めくりカレンダーのデザイン・6つのポイント
嘆いていてもしかたありません。
こうなりゃ日めくりカレンダーの自作=DIYです。
PowerPointを駆使してせっせと作ってみました。
1)日付の数字
映画版と同じフォントが見つからなかったので “Mongolian Baiti” で代用です。
2)年月
これは “Garamond” フォントが似ていました。
ここにもちょっと工夫が。
実はこれ2つのパーツからできています。
ふつうにタイプすると文字の間隔が不自然に開いてしまいますので、Septemberの ”S” と ”eptember” の2つのパーツを並べているんです。
3)曜日
フォント “bold sans” を使用しました。
これも文字間隔の調整のためにパーツ分けしています。
4)カリグラフィー・デコレーション
既存のサンプルを加工して作りました。
“TODAY IS THE FIRST DAY OF THE REST OF YOUR LIFE”
「今日という日は、残りの人生の最初の1日である」
素晴らしいフレーズです。もちろんワタクシが考案したものぢゃありません。
予備として再来年1月7日まで用意しています。
自作日めくりカレンダー作成に必要なもの
これだけあれば日めくりカレンダーができます。
プリンター
ご自宅でふだんお使いのインクジェットプリンターでじゅうぶんです。(ただし、それなりにインクを消費します)
用紙
はがきサイズがよいでしょう。
大量に印刷しますし、毎日めくっていくものですから、フツーの品質のものでじゅうぶん。
むしろペラッペラの薄い紙(薄い髪ぢゃないですよ)の方がそれらしい。
実際に販売されている日めくりカレンダーもそうでしね。
ありがたいことに “試し刷り用” というのが用意されてます。
印刷してみました
枚数は365枚+表紙+予備7日分ということで全部で373枚。
何度か用紙補給しながら順調に印刷していましたが、突然エラーに!
用紙があるのに「用紙なし」となって動いてくれません。
はがきサイズという小さいサイズのせいでしょうか。
こういう場合はたいていローラーの汚れが原因です。
ちょこっとメンテナスして解決。
うわっ、けっこうな厚さになりました。
用紙の束って印刷すると厚みが増えますからね。
表紙だけは上質紙を使いました。
カッコイー。自作っぽさがなくなります。
来年のゴールデンウィークは9連休なんですよね。うれしいっす。
けれど、昭和天皇のご退位で12月23日は平日となりました。
2010年1月の7日間分です。
カレンダーを「飾る」というのもおかしな表現ですけどね。
というわけで、こんなカレンダーでもいいという方は、どうそ ダウンロード してみてください。(最新版をダウンロードいただけます)
あんまりお金をかけずにそれなりの日めくりカレンダーが自作できます。