【体験レポート】胃カメラ受診・その始めから終わりまで

今年も健康診断で胃カメラを受けてきました。
これで6回目くらいでしょうか、すっかりなれたものです。

「胃カメラを受けてみたいけど、なんだか不安」という方のために、その検査内容についてまとめました。
どうぞご参考になさってください。

胃カメラ大好き!

健康診断とは、1年間の不摂生を悔いるときです。

ワタクシも「もっと食事に気をつけとけばよかった」とか「もっと運動しとけばよかった」とかいろいろメンドクサイ思いをするものですが、そんな中で胃カメラだけは毎年楽しみにしています。

「なんで?」と聞かれますが「麻酔(正しくは鎮静剤ですが)が楽しいから」。
眠っている間に検査が済んじゃうんでラクなんですよ。

では実際にどんなことをするのか、再現ドキュメントとまいりましょう!

※以下はワタクシ個人の体験をもとにしたもので、必ずしもすべての人に当てはまるとは限りません。詳細の流れも受診施設によって異なるものと思います。

胃カメラの受診手順 その1.同意書にサイン

説明書兼同意書にサインをします。

胃カメラは正式には「上部消化管内視鏡検査」といいまして、その目的、方法、リスク、注意事項について細かく説明されています。
ネットでも「胃カメラ 同意書」で検索するとたくさんサンプルが出てきますね。

同意のポイントは偶発症(ぐうはつしょう)、つまり胃カメラ検査にともなうリスクのことで、カメラが内部を傷つけることもありえるそうです。

書面の一番下にありますが、2007年のデータでは、検査件数740万件にたいして偶発症の発生は372件、率にして0.005%とのことです。

ワタクシとしては、胃カメラで得られるものと比べたら、こんなリスクはあってないようなものなので問題なし。

胃カメラは口から入れるか鼻から入れるか

胃カメラは口(喉)から入れる、鼻から入れるの2つの方法があり、好きな方を選択できます。

鼻の方がラク、つまり「オエッ」反応がないということで、ワタクシも最初はそちらを希望していたのですが、事前の説明で喉にしました。

鼻の場合は喉に比べて管やレンズが細くなるため検査の精度が少し劣るということ、また、カメラが通るときに鼻腔を傷つけることがある、というのが理由です。
鼻腔の形状って複雑ですから、傷つきやすいというのも無理がないかな。(関連記事こちら

このへんはどんどん改良されていくんでしょうね。

写真は富士フイルムさんのWebサイトからお借りしました。

注意事項

説明書からまとめさせていただきますと、以下のとおりになります。

・胃を空っぽにしておく。(これは当然ですね)
・糖尿病患者は、検査当日の朝は内服、インスリン注射をしない。
・歯科麻酔でアレルギー症状の出る人は検査できない。(喉の麻酔は歯科麻酔と同じ成分のため)
・妊娠中の人は検査できない。
・当日の血圧が高い人は検査できない。(上180以上・下100以上)

胃カメラの受診手順 その2.問診

先にひととおり健診メニューをすませて、胃カメラの順番は最後になります。

受診の前にかんたんな問診がありまして、氏名と生年月日を確認し、誓約書の内容を再確認します。

ほかに「もしも検査中に異常が見られたら、詳細検査のためにその部分の組織を取ってもよいですか?」との問いが。
当然ながらYESでしょうが、別途料金(7,000円ほど)が発生するために本人の同意が必要なんです。

そういえば「お手洗いは大丈夫ですか?」と聞かれたことはありません。前日夜から飲食は断ってますからね。

胃カメラの受診手順 その3.投薬と喉麻酔

合意が確認できましたら検査準備です。

まず、小さな紙コップに入った液体を飲みます。
胃の泡を消す薬で、冷蔵ケースで冷やされてます。
ほんのひと口程度の分量で、不味くはないので飲むのに抵抗はありません。

ついで口をアーンして、喉の奥にピュッとスプレーを。
喉の麻酔です。管を通してもオエッとならないようにするためですね。
これはすぐに効果が現れてきます。軽くしびれるような感じがしてけっこうな違和感です
慣れないうちは苦しかったです・・・。

胃カメラの受診手順 その4.ベッドで待機

ほどなくしてベッドへ案内されます。

横になって数分待機。
ベッド周りにはすでに胃カメラマシンがスタンバイ中です。

お目当て(?)の胃カメラの管もフックにかけられています。
管はどんなものかというと、皆さんのご自宅でも壁からテレビにアンテナ線がつながってると思いますが、あれよりちょっと太いくらいで先端にカメラレンズがついています
すでに電源ONのようで、モニターにはカメラの画像がけっこう鮮明に映っています。(見えるのは床面だけですが ^^;)

実はこのレポートのためにいろいろ写真を撮ってやろうと、スマートフォンを首からぶら下げていたのですが、問診の際に「危ないですから置いときましょうねー」といって取り上げられたんですよ(^^;

胃カメラの受診手順 その5.ヨダレ対策

技師さんが戻ってきて検査体制に移ります。

左側を下にして横向きになり、おろした手の人差し指にはセンサーが装着されます。
これで血中酸素濃度と脈拍数がモニターできるそうです。すごいですね。

このころには喉はすっかりマヒしています

口元にはティッシュペーパーが敷かれて、
「唾は飲み込まないでいいですよ。ヨダレを流しちゃってくださいねー」
唾を飲み込もうにも喉が動かないんです

見栄を張ったワタクシ、せめて意識のあるうちはヨダレを見せたくないと思い、一生懸命飲み込もうとするのですが、むせて咳が出ました。

アドバイス:遠慮なくヨダレをたらしましょう

胃カメラの受診手順 その6.鎮静剤の注射~胃カメラ挿入

いよいよ本日のクライマックス。
ワタクシがいちばん楽しみにしている瞬間、そう、鎮静剤の投入です。
これを注射されるとたちまちに眠りに落ちます。

決して「麻酔」ではなく、あくまでも「鎮静剤」なんですが、ワタクシにとっては同じこと。
この眠りに入るタイミングというのがたまらないんですよ
毎回、どこまで起きていられるか抵抗するんですが、ストンと落ちてしまいます。

左腕ひじの関節内側に注射を打たれて
「はーい、鼻から息を吸って口から吐いてー、鼻から吸って口から吐いてー」と・・・・・・。
はい、ここで記憶が途切れました
3回までやったのは覚えています。

胃カメラの受診手順 その7.目覚め

目覚めたところは別の場所。

自分で起きるのではなく、適当なタイミングで起こされます。
1時間くらい経ったでしょうか。
(説明書によると検査自体は5~15分とのこと)

このままずっと眠っていたいんですが、そうもいきません。
ボーッとした頭のままベッドを後にします。

胃カメラの受診手順 その8.検査結果

すでに結果報告書が用意されていて、胃の中の写真も載ってます。
今回も異常なしでひと安心でした。

(眠かったので詳細覚えていません・・・)

鎮静剤がOKなら胃カメラはラクです

麻酔、じゃなくて鎮静剤の眠りって気持ちいいんですよ。
何と言いますか、雑味のない純粋な眠りという感じです。
目覚めてもボーッとしていますが、寝不足の感じとは違って頭が重いようなことはありません。

けれどもその日は午後になっても眠気が続きます。
そのため、同意書にも「車・バイク・自転車での来院は不可」とされています。
以前は「自己責任でOK」だったのですが、この点は厳しくなりました。

したがって鎮静剤はオプションでして、希望した場合のみ投与されることになっています。
ワタクシの場合はこれが楽しみですので、迷うことなく一択です。
鎮静剤のおかげで眠っているうちに検査を終えることができますしね。

鎮静剤が問題ない人であれば、バリウムよりもはるかに楽ですからおススメです。
こう書きながら、早くもワタクシは来年の健診が楽しみになってきましたっ!
(胃カメラのイラストは「SOZAI LAB 素材ラボ」さんよりお借りしました)

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