レイバンのクラシック・アウトドアーズマン RB3030を購入しました。
レンズの色やテンプルの形状など、細かいところを確認しましたのでご紹介します。
30年以上(!)愛用してきたレイバン・ウェイファーラーが、いよいよダメになりました。
蝶番がグラグラになって、すぐにズリ落ちてしまうんです。
修理できるんでしょうけど、この機に新しいレイバンを買いました。
新しいといっても、モデルは昔からの定番[アウトドアーズマン]です。
Ray-Ban RB3030 Outdoorsman L0216 58サイズ
レイバンのこれぞクラシック、[アウトドアーズマン]。
今じゃすっかり少数派となったティアドロップ型のサングラスです。
実に美しいフォルムではないですか。
アウトドアーズマンのテンプル
クラシックアウトドアーズマンといえばこれ。
耳に巻き付けるテンプルです。
今回はじめて知ったのですが、[ケーブルテンプルスタイル]と言うそうですね。
ケーブル、つまり縄を結わえるような形に見えるからで[繩手(なわて)]とも言われるそうです。
この部分はどういう作りになっているのでしょうか?
レイバンに限ったことではないのですが、ワタクシの長年の疑問でした。
メガネのテンプルはそれなりに堅く作られていますから、それを耳に巻き付けたら痛いんじゃないかなあ?
実物を手にして謎がとけました。
ケーブル部分は柔らかい樹脂なんですね。
弾力性というか柔軟性があって、装着の際は広げることができるようになっていました。
素材は何かわからないけど。
動画でもご確認いただけます。
テンプルを触った感触で、金属と樹脂との境い目がわかります。
左右のレンズにRay-Banロゴマーク
今のレイバンにはレンズにロゴマークがついています。
アウトドアーズマンも右レンズに”Ray-Ban”のロゴがあります。
ワタクシはてっきり、こすったら消えるもんだと思ってました。
「お前、ロゴマークついたままだよ」
「あっ、消すの忘れてた!」
てな感じで。
これ、とれないんですね。ここまで目立つものだったとは。
コピー品ではない本物の証になるのですが、クッキリと白でけっこうジャマだなあ。
そして左レンズにはごくごく小さい文字で「RB」と。
こちらはよく見るとプリントではなく刻印されているようで、5mmくらいの大きさですからほとんど目立ちません。
これだけじゅうぶんだと思うんだけど。
(写真では白いロゴに見えますが、これは分かりやすいようにあえて反射させて撮影したからで、実際は無色です)
古いウェイファーラーのレンズにもロゴがあります。デザインは違いますが。
※現在モデルのウェイファーラーもアウトドアーズマンのように白いロゴマークつきになっています。
テンプルにもRay-Banの刻印
さっそくテンプルにキズがっ。
ん?よくみると違う・・・。
なんと文字が刻印されてました! こんなところにまで。
右側にはRay-Banロゴと”MADE IN ITALY” の表記、左側はOUTDOORSMANの型番などが。
おそれいりました。
アウトドアーズマンのレンズカラーはグリーンなのか?
今回アウトドアーズマンを購入するにあたって、ひとつだけ気がかりなことがありました。
それはレンズのカラーです。
定番の[G-15](グレーグリーン)なんですが、取扱いショップの写真はどれも極端にグリーンがかってに見えるんですよ。
ワタクシは黒いレンズが好みなんですが、単に写真の加減でグリーンに見えるのか、実際にグリーンなのか。
現物を手に取って透かしてみたんですが・・・・・・ わかりません。
グレーといえばグレーですし、グリーンといえばグリーンのようです。
そうだ。使いなれたウェイファーラーと比べればいいんだ。
朝日の差す部屋でウェイファーラーとアウトドアーズマンを並べました。
こうすると一目瞭然、両者の影の色に目立った違いはないことがわかります。
気にするほどのことでもないようで、チャビックス、ひと安心いたしました。
レイバン ICONS ミニカタログつき
“THE ICONS (ジ・アイコンズ)” アイコン・コレクションのモデルが紹介されています。
「アイコン」ってあのアイコンですが、この場合は「偶像」の意味で、レイバンの一時代を築いたモデルということです。
アウトドアーズマンもあります。
説明には「屋外の強烈な光を遮るすぐれたパフォーマンスによって、アウトドーアズマンはサングラスで最初の人気モデルとなりました。」のようなことが書いてありますが、後半の “In 1952,” 以降がよく分かりません。
1952年に何かエポックメイキングなことがあったようですが、調べてみるとウェイファーラーが世に出た年だそうです。
けどここはアウトドアーズマンのページですしなー。
「レッドカーペットのフラッシュ」のくだりもわからん。
称賛されたということの比喩なんでしょうか。
こういうところに使われる英語の文章って、短いためにかえって訳すのがむずかしいですよね。
英語といえば、レイバンRay-Banのブランド名は「太陽などの光(Ray)を遮断する(Ban)」から来ていると知った時は感激しました。
長い間ワタクシは、創業者の名前(レイさんとバンさん)に由来するものと思い込んでいたのは内緒です。
アウトドアーズマンを着けるには調整が必要・・・
ひととおり確認できたので鏡の前で装着しましょう。
レイバン・アウトドアーズマンデビューです!
あっ、眉毛が出てる! これぢゃちょっとマヌケです。
チャビックス、いっきょに高揚感が下がりました。
ガッカリ。
ノーズパッドの調整で直せるのかな?
よく見るとノーズパッドも左右対称になっていないし。
どこか眼鏡屋さんにお願いしないといけないか。
レイバンおあずけ・・・。トホホ。
コメント
英語のところですが、アイコンの歴史を紐解く冊子だとすると、サングラスがアウトドアのものからハリウッドに代表されるようなファッションの世界に移った。Outdoorsmanが前者の代表であり、1952に登場したWayfarerによって時代が移り変わったという意味合いかなと思いました。
太陽の光を防ぐものからフラッシュライトの光を防ぐものと比ゆ的に対比させて表現しているんでしょうね。
mu様
大変失礼しました。
せっかくコメントをいただいていたのに放置ブログゆえ1ヶ月以上も気づかずにいました。申し訳ございません。
「レッドカーペットを歩く映画スターに向けられたカメラのフラッシュ」ということなんですね!
それで「アウトドアからファッションアイテムに時代が変わった」ですか。いかにも英語特有の表現ですね。
こんな簡素化された表現でここまで読み解かれるとは、muさんはいろいろバックグラウンドの知識も豊富とお見受けします。
ありがとうございました。おかげでスッキリしました!