ワタクシのところにもGoogleからインデックスカバレッジ問題のメールが届きました。
ゴミ箱に入っていたページが対象となっていたようです。
よく分からないまま手探りで何とか解決しましたので、一部始終を再現してみます。
ほんとうは「ここはこういう意味で・・・」などと解説をはさめればいいのですが、ワタクシにそんな知識があろうはずもございません。
これが正しいやり方なのかどうかも怪しいです。
同じケースに該当する方には、多少は参考にしていただけでしょう。
2018年5月9日(水)11:13AM メール件名:サイトで「インデックスカバレッジ」の問題が新たに検出されました
ワタクシチャビックスも、つい最近Googleさんのアドセンスなんぞを始めました。
幸いにも2回の審査でOKが出たのですが、対策を調べる過程でどうやらGoogleは規約違反にはとても厳しいということを知りました。
先達の方々の体験談によると、皆さん自分で気づかないうちに違反をしてしまっているようで。
違反の場合はメールで警告が来るとのことでしたので、ワタクシも気をつけねばと毎日メールチェックをするようになりました。(以前は必要がない限り開かなかった・・・)
そんな時にGoogleからこんな件名のメールが来たもんですから、チャビックス、大いにビビりました。
アドセンス開始早々にアカウント停止になっちまうんじゃないか?
震える指で(ウソ)マウスをクリックしてメールを開きます。
メールの文面は・・・
サイトで「インデックスカバレッジ」の問題が新たに検出されました
Search Console により、貴サイトに影響する「インデックスカバレッジ」関連の問題が新たに1件検出されました。「インデックス カバレッジ」はGoogle検索結果で悪影響を受ける可能性がございます。この問題をご確認のうえ、修正することをご検討ください。
「貴サイト」とは、今ご覧いただいているこのブログのことです。
はて、「インデックス カバレッジ」とは何か?
初めて目にする言葉でした。
インデックスは「検索エンジンによって検索対象としてキッチリと認証・登録されること」という程度には理解しております。(ですよね)
カバレッジの方がわからん。英語で“Coverage”ですから「適用」「範囲」の意味です。
「ははーん、インデックスの対象となっていないんだな」
とテキトーな見当をつけました。
どうやらアドセンス規約とは関係ないようです。この時点でチャビックス、大いに安心いたしました。
けれども文面には「「インデックスカバレッジ」はGoogle検索結果で悪影響を受ける可能性がございます。」とあります。
ともかく対応しとかなきゃマズいことは確かです。
でもどうやって?
とりえず以下のダイアログをクリックしました。
“Search Console を使用してインデックスカバレッジ件の問題を修正”
ちょっと日本語がおかしいデスネ。
ステータス > インデックスカバレッジ
Google SearchConsoleに飛んでレポートのようなものが表示されました。
エラー:1
グラフは縦軸がページ数、横軸が日付で、赤い柱が3本立っています。
3つの柱はそれぞれ1日ごとのエラーの状況を示しているようで、ポインターを当てると
「5月6日(日) エラー:1」
「5月7日(月) エラー:1」
「5月8日(火) エラー:1」
とコメントが表示されます。
どうやらワタクシのサイトのうちの1ページが、5月6日からインデックスされていないようです。
グラフの下の[ステータス]欄ではエラーとして
“送信されたURLが見つかりませんでした(404)”
とあります。おなじみの「404エラー」ですね。
下にスクロールすると該当するURLが示されています。
いったいどの記事のページやろ?
WordPressの管理画面
WordPressの投稿一覧で確認したところ、問題のページはゴミ箱にありました。
捨てたページがインデックスカバレッジで問題になっている。なんで?
本来ならここで原因を追究すべきなんでしょうが、まあいいです。
このページを完全に削除することにしました。
メールの文面に戻る
はたして結果はどうでしょうか?
先ほどのメールからもういちどダイアログをクリックしてみましょう。
“Search Console を使用してインデックスカバレッジ件の問題を修正”
何も変わっていないような・・・。
気を取り直して「修正を完了しましたか?」→[修正を検証]ボタンをクリックします。
変わらず・・・。
スクロールダウンすると、相変わらず該当ページのURLが残っていますが、あらたに
保留中の検証:1
失敗しました:0
との表記が。
おそらくこれからGoogle側で時間をかけて検証していくんでしょう。
今のワタクシにできることはここまで。
テキトーに行った対応ですが間違ってはいなかったようで、チャビックス、ほっとひと息つきました。
2018年5月10日(木)5:36AM メール件名:「インデックスカバレッジ」の問題を検証しています
一夜明けるとGoogleからメールが届いていました。
どうやら途中経過報告のようです。
メールの文面は・・・
弊社では、貴サイトの「インデックスカバレッジ」に関する問題の修正について検証を開始いたしました。具体的には、1ページに現在影響を及ぼしている「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」について確認しております。テストが完了しましたら、結果をお送りいたします。以下のリンクにアクセスして、テストの進捗状況をご確認いただくこともできます。
なるほど。
というわけで、またダイアログをクリックしてみましょう。
“検証フローの進捗状況を表示する”
ステータスに変化はないようです。
“送信されたURLが見つかりませんでした(404)”
保留中の検証:1
失敗しました:0
のままです。
このまま処理が終わるまで待っとけばいいってことですね。
2018年5月13日(日)10:22AM メール件名:サイトに関する「インデックスカバレッジ」の問題が修正されました
3日目にして待ち望んでいたメールが届けられました!
メールの文面は・・・
貴サイトで「インデックスカバレッジ」の問題が修正されたことを確認いたしました。今回確認した問題は「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」です。貴サイト内の1ページで修正が確認されました。確認プロセスの詳細をチェックし、「インデックスカバレッジ」に関する未修正の問題が他にあるかどうかを見るには、次のリンクにアクセスしてください。
ふむふむ。
今回の問題は無事に解決した、ほかにも問題があるかどうかもチェックしといて、ということですな。
ではダイアログをクリック。
“問題の詳細を確認する”
送信されたURLが見つかりませんでした(404)
初検出日:2018/05/09
ステータス:エラー
その下に
検証:合格
開始日:2018/05/10
合格:2018/05/13
該当ページ:0
はい。問題ありません。
総括
ワタクシの場合は修正してから解決されるまで3日を要しました。
これが長いのか短いのかわかりまん。
そもそもなぜこうなったのか。
インデックスされた記事をゴミ箱に入れたのが悪かったのか?
でも記事を書いていたらそんなのはよくあることですしなー。
次回また起きたら考えることとして、今回はこれで終了とします。
結局インデックスカバレッジって何のこと?
この記事を書くにあたってあらためて調べてみましたら、プラグインが原因とかsitemap.xmlがどうのとか、ワタクシなんかよりもっとご苦労されている方がたくさんいらっしゃいました。
中には対応せずに放置しておいたところ、かってに修正されたケースもあるようです。
ですが「インデックスカバレッジ」という言葉そのものを説明しているところはなくて、米国Yahoo!サイトで「Index Coverage」で検索しても同様でした。
どうやらGoogle独自の用語のようで、2018年1月のSearchConsoleのバージョンアップから使われ出したみたいです。意味としては「インデックスの対象となっている」「インデックスされている」といった程度のものですね。
なるほど、という勝手な理解をもってこれにて終了!
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