娘ッチにバンダイの『スター・ウォーズ』ビークルモデルをプレゼントしました。
喜んでくれたのはいいんですが、組み立てはワタクシの担当に。
渋々やってみたところこれが予想外の楽しさでして、何よりもそのクオリティの高さに驚かされました。
今回はビークルモデルの作成レポートです。
バンダイ スター・ウォーズ ビークルモデル
今回購入したのはこのモデル。
『ビークルモデル 007 タイ・アドバンストx1&ファイター セット』(TIE ADVANCED X1 & TIE FIGHTER SET)
「象の鳴き声」でおなじみの帝国軍戦闘機で、2種入っていてお得です。
ビークルって乗り物の総称のことなんですが、バンダイのビークルモデルというのはミニミニサイズモデルのシリーズのようです。
本品の外箱の大きさは幅16cm、モデルの完成品は手のひらサイズです。
こんなちっちゃなビークルモデルですが、組み立ての初めから終わりまで驚きと感動の連続でした。
プラモデル作りが趣味の方にとっては「何を今さら」てなところでしょうが、何しろこちらときたらプラモデルを作るのってウン十年ぶり。
“A long time ago…” 遠い昔、中学生の時分のタミヤ・1/35ミリタリーシリーズ以来のこと。
どうか大目に見てやってください <(_ _)>
というわけで、ビークルモデル・驚きと感動のポイントを以下にご紹介します。
なお、塗装なしで組み立てる、いわゆる「素組み」です。あしからず。
ビークルモデルの魅力その1.接着剤不要
ビークルモデルは組み立てに接着剤がいりません。ワタクシがまず驚いたのがこのことなんです。
調べてみたら「スナップフィット」とか「スナップオン」といって、今は珍しくないそうですね。
ガンプラあたりから始まったのかな?
これだけ小さなパーツですから、接着剤を適量塗るのもむずかしいでしょうしね。
子どもの頃のプラモデル作りを思い出します・・・。
パーツを貼り合わせたら、ところどころ接着剤がハミ出て、きれいに拭き取れずに表面に広がってホコリが付いてしまう・・・・・・。こんな失敗もしなくてすむんですね。これは楽でいいです。
同時に、セメダイン特有のニオイがなくて少々寂しい思いをしたことも告白しなければなりますまい。
ビークルモデルの魅力その2.寸分の狂いもなし
接着剤も使わないで、よくもまあこれだけピッチリと接合できるもんですね。
寸分の狂いもなければスキマもなし。
通販で買った棚ですらネジ穴が合わないことがあるというのに。
ビークルモデル、驚きです。さすがバンダイ!
ビークルモデルの魅力その3.細部に至る心くばり
パーツどうしを組み合わせる際、どっちが上にくるのか、間違えたくても間違えられないようになっています。接合面の形状に凹凸などの工夫がされていて、一方向でしかハメ込めない工夫がされているのです。
ちゃんと組み立ての際に迷わないようにとの、ユーザー視点での配慮がされている証拠ですね。
ビークルモデルの魅力その4.驚愕の精緻さ
ご覧ください、このディテールを、この凹凸や溝の細かさを。
これで6cmくらいなんですよ。
写真だけ見せて30cmだと言っても疑われないでしょう。
ビークルモデルの魅力その5.ムダのない資源利用
商品としての資源はすみずみまでムダなく活用されています。
組立図は紙ではなく、箱の内側に印刷されています。まったく不自由ありませんでした。
しかし小さな箱ですから図も小さいこと! 人によってはルーペが必要になるかもしれませんね (^_^;)
ビークルモデルの魅力その6.心配りの顧客サービス
組み立て途中でパーツをなくしたりした時のために、必要な分だけを注文できるようになっています。親切ですね。
紙も別紙ではなく箱の内側にプリントされています。
ビークルモデルの組み立てに必要な工具
接着剤が不要のビークルモデルですが、最低限の工具は必要です。
(1)ニッパー
【必須】
ランナー(=パーツの枠)からカットするにはニッパーが必須です。
手で取り外せますが、無理にねじることになりますし、切り口がきたいないとせっかくのビークルモデルの造型が台無しになっちまいますからね。
一般工具のニッパーではなく、プラモデル用のニッパーを用意しましょう。
(2) ピンセット
【あればなおよい】
仕上げにデカール(シール)を貼り付けるのですが、これがまためちゃくちゃ細かいんです。
接着面積が小さいものですから、下手に指で触って接着力を弱めてもいけません。
先端の細いピンセットがあるといいですね。
(3) ヤスリ
【いらないかな?】
切り口をきれいにするために使用しますがワタクシは使用しませんでした。
小さなパーツですから、ニッパーで丁寧にカットすればOKでした。
(4) ルーペ
【細かい文字が見えづらい人は是非】
設計図対策!
バンダイ ビークルモデルはお値段以上の満足度
ビークルモデルは、組み立てて楽しくディスプレイにも良し。
1,000円でおつりが来る値段でこんなクオリティのものが手に入るのですから、ホントに感激です。
バンダイさんありがとう!
(「ばんだいさん」で変換したら「磐梯山」となったのは内緒です)
最後にビークルモデル完成記念撮影を。
うちの茶ニャンは興味ないようです。
簡易のディスプレイスタンドもついていて、うまく2機をレイアウトできるようになっています。
こうなるとビークルモデルのラインアップをいろいろ揃えたくなりました。
やっぱり塗装もちゃんとしたいなあ・・・。
その前にデアゴスティーニのミレニアム・ファルコンに手を付けないと。
全巻購入完結したのはいいものの、組み立てはおろか開封すらしていないという・・・(汗;)
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